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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:57 引き揚げ60年、感謝に生きる 「2006年74歳」

2018/05/06
 
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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:57 引き揚げ60年、感謝に生きる 「2006年74歳」

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85歳の母親が書く、満州引揚者の半生

・母親が出版した「縁と運」の概略

 (2013/8/1 初版)

 朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。

 本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。

・この本の問い合わせ

絶版につき受付終了

この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。

連絡先(090・6613・4068)へ。

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57 引き揚げ60年、感謝に生きる 「2006年74歳」

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戦後、中国東北地方から日本人百五万人の引き揚げ港となった遼寧省葫蘆島市で、その60周年を記念する行事があったことが、6月26日の朝日新聞に掲載された。

私もその引き揚げ者のひとりで、当時14歳だった。

家族とともに仮収容所で幾日かまった末、やっと乗船が決まった日、幾晩も徹夜して2000人の乗船名簿を描いた父は、「最後の一人を見届けてから乗る」と、私たちを追いかけるようにして船に乗せた。

出向のドラ鳴ったとき、父も加わって、家族が抱き合ったことを思い出す。

それから随分経って、何かの記事で、港までたどりつきながら乗船できなかった人たちが何万人もいたことを知った。

「ああ、どんなに無念であったろう。」との思いが募った

私たちは日本に帰りついたが、それでも衣食住すべて 無の生活はきびしく長かった。

あれから60年。

だが、私は今もこうして生きているではないか。

そのうえ、何の不足があるのかと思い、1日ずつの感謝に息を吹き返しながら、老夫婦で今日も、のれんを掲げている。

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