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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:31 「わが家の逸品」に思う「1993年61歳」

2018/05/05
 
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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:31 「わが家の逸品」に思う「1993年61歳」

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85歳の母親が書く、満州引揚者の半生

・母親が出版した「縁と運」の概略

 (2013/8/1 初版)

 朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。

 本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。

・この本の問い合わせ

絶版につき受付終了

この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。

連絡先(090・6613・4068)へ。

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31 「わが家の逸品」に思う「1993年61歳」

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先日、朝日新聞の地方版「わが館の一品」の記事を読んで「わあー」と思った。

カゴメ記念館の案内。

カゴメの創業者蟹江一郎氏が、トマトソースを作った時の道具の話しで、タイトルは「端反鍋」、トマトを煮る鍋で、直径80センチあると。

わが家にも、餡を煮る大鍋があるので早速測ってみると、直径67センチで、一回り小さい。

この端反鍋の字を見てもわかるように、力を入れるので、かまどにはまり込んだ鍋を抜くときは、てこをかけるためにあるのではないか。

なんにしても「ハソリ」と呼んでいたこの鍋にも、ちゃんとは端反鍋という当てはまった漢字があるのは興味深かった。

もう一品、裏ごしに使ったふるい(水嚢)だが、これが、「馬のしっぽの毛を張った」と、説明がついていたので「ああ、やっぱりあれはほんとだったんだと思った。

「あれ」というのは、今から40数年前、ジャガイモなどをゆでて、裏ごしにかけ離乳食を作っていた時、夫が細かい目の、ふるいを買ってきて「これは馬のしっぽで作ってあるんだ」という。

とても高価で、たかが裏ごしにもったいない、と思ったが、どんなに力を入れても目が寄ったり、真ん中がへこんだりしない、まさにわが家の逸品だった。

思いがけない記事に出会い、ひとり懐かしい思いをしたひとときだった。

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