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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:09 実り豊かな中国語講座「1984年52歳」

2018/04/07
 
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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:09 実り豊かな中国語講座「1984年52歳」

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85歳の母親が書く、満州引揚者の半生

・母親が出版した「縁と運」の概略

 (2013/8/1 初版)

 朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。

 本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。

・この本の問い合わせ

絶版につき受付終了

この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。

連絡先(090・6613・4068)へ。

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09 実り豊かな中国語講座「1984年52歳」

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1年間の農業研修のため、中国から安城市に来られた研修生のご厚意で、安城市日中友好協会主催の中国語講座が四月から開校しました。

私は幸い一回も休まず受講できて、19日終了証をいただきました。

子供の頃、旧満州にいたので中国語が懐かしかったのです。

仲間は92人。

翌日の新聞には”買い物ができるほど上達”の記事が載っていましたが、私にとっては中国語は大変難しくて、十回の講義ではどうしても上手に発音することはできませんでした。

また、講師を務められたは3人の方が、見事に正しい日本語を話されているのを聞いて、いかにこの頃の私たちの言葉が乱れているかを反省しました。

講師の一人である王国明さんはお別れに際し「農業研修於安城 中文座縁分十次相会太短暫 今日一別泪[口離][口離]と詠まれました。

この詩のように、縁あってこの講座に参加、中国語だけでなく、例えば中国の歴史、中国における教育、習慣などを話していただいたことはとても勉強になり、より中国を理解できた意味で、一層充実した講座になったと思います。

記念に千代紙で作った、くす玉を趙西華さんに贈ったら、日中辞典をお返しに頂きました。

中国の人たちは国のために、みんなで決めた国の政策に基づいて、未来のよき中国のために尽くすという意義を強く持っていること、年寄りを尊敬し、先進技術を学ぶ意欲も盛んなことを感じました。

3人の方は、研修を終えて今月末に帰国とのこと。

ジュースで乾杯のお別れ会には、私もいま練習中の手品を披露し、再会を約して固い握手をしながら、胸に込み上げる熱い感動を覚えたひとときでした。

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