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東日本大震災6年:復興は何処まで進んだ?グーグルアースで見る

2024/05/07
 
この記事を書いている人 - WRITER -
*会社職務経歴  ・本店・安全・品質部長(2年)  ・ラインマン(送電線建設・保守)(30年)  ・情報システム(3年)

歴史的な地震、東日本大震災は、平成23年3月11日に発生しました。
その津波によって、壊滅的な打撃を受け、甚大な被害が発生しました。
地震から、早6年余が経過しました。
被災からどれほど復興したのでしょうか?
そこから見える課題と教訓はなんでしょうか?
当時の事を鮮明に覚えていますか?
グーグルアースは過去と現在の画像が見られます。
理想と現実、建前と本音が垣間見られるかもしれません。。
そして、グーグルアースなら、記憶が風化することはないでしょう。

Contents

リメンバー東日本大震災!被災と復興。グーグルアースで見える

グーグルアースで過去の画像が見える


・なんといっても「グーグルアース」をインストールしないと始まりません。。
<グーグルアースのダウンロード、インストールと使い方>
以下の記事を参考にしてください。

Google Earth(グーグルアース)簡単!9つのポイント

過去の画像を見るには

・ツールバーの時計マークをクリックしてください。
・ツマミを横にスライドさせると日にちと共に画像が変わります。
・過去と現在の日を行き来すると、過去・現在の画像を比較できます。

・【福島第一原子力発電所:被災後】

・【福島第一原子力発電所:2015/11/12現在(最近の画像は暗くて見難い)】

グーグルアースのデータ(東日本大震災用)

東日本大震災用のあらかじめポイントを登録した、グーグルアースのデータです。
検索窓から「地名等」で検索し、見たいポイントに移動もできます。
東日本大震災.zip
・拡張子[.zip]を[kmz] と改名してください。
ダブルクリックすると、グーグルアースに読み込まれます。

理想と現実、建前と本音

・登録ポイントの名前をクリックすると、そこに移動します。
例えば、私は「送電屋(鉄塔建設屋)」だったので、
「原町火力線」の鉄塔の倒壊が気になりました。
鉄塔は大型鉄塔でかなり頑丈でしたが、引き波で倒れてしまいました。
津波は来襲と同時に、引き波も油断してはなりません!

・現在、被災箇所に【記念碑】を設けて有るところ色々があります。
被災した町が、高台に移った所も有ります。
しかし、相馬市を見ると、被災した町を、そのまま復興したように見えます。

【被災後】

【復旧後?】

・また、東日本大震災の津波から村を守った防潮堤もありました。
「普代村を守った15.5mの宇留部水門と太田名部防潮堤」です。

課題は

「津波を止める防波堤(防潮堤)海抜高さ」

 ・浜岡原子力は海抜22mの防波壁
・名古屋港 知多提から鍋田提まで7.6km、高さは6.5mです。
・東京湾 平均干潮面から高さ4.6~8.0mで整備しています
・大阪湾 高潮に対する必要な防潮堤天端高さ

(O.P.+5.7メートル~7.2メートル)を確保
*全国的にも10m未満が殆どです。

東日本大震災の津波から普代村を守った15.5m

宇留部水門と太田名部防潮堤がありました。

 
震災の津波から普代村を守った水門と防潮堤の記事アドレス

「津波から守ってもらえる堤防が一番良いが、絶対ではない」

「逃げるのも良い選択肢の一つだが、逃げ方が問題だ

教訓(私見)

・防災は「逃げるは恥だが、役に立つ」
・問題は、逃げ方だ!
・津波には、都会と地方では違う!
・都会では、「20m以上の高所はいくらでもある」
・問題は、地方だ!
・東日本大震災で記憶に残っている避難場所は?

1 近くの「津波避難施設」が一番だ。
2 近くの高台(海抜20m以上)
3 「高架になっている」高速道路、道路、鉄道、橋。
4 近くに高台が無かったら、「津波用シェルターを用意」するしかない。。
5 何処まで水が来るか知っておくこと!

 ・グーグルアースのデータで、[changing sea level]というのがある。
「グーグルアースのデータ」の最後に付加してある。
どんなものかというと「海抜xmを色付けするもの」だ。
・参考に、私の家付近の画像を載せておく。
・矢作川堤防の海抜が19mなので、グーグルアースで赤く塗らせてみた。
・矢作川が決壊したら、矢作川を越して逃げれない。
・そうすると、私の家なら、北側に逃げた方が近いことが分かる。
・こんな風に利用できるのだ。

 ・サイドバーの、[changing sea level]をクリックすると、
時計スライダックと似たような「m スライダック」が現れる。
・ツマミを横にスライドさせると、「赤く画像が変わる。」
津波到達高さや、川が決壊したときの堤防高さで色塗りするものだ。
もともと余り制度が良くないが、大よそなら使える。。
なるべく細かく(家が見える位)すると、まぁまぁ良く分かる。

*最後に*

・無ければ無いほうがいいのが、災害だ。
・慣れてはいけないかもしれないが、慣れていないと適格に対処できない。
・私は安全担当の業務をやっていたが「事故処理」も慣れていないとできない。
・来た時に考えるのは、絶対遅い。来る前に考えておくべきだ!!

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*会社職務経歴  ・本店・安全・品質部長(2年)  ・ラインマン(送電線建設・保守)(30年)  ・情報システム(3年)

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