危ない!「個人情報を見られずにパソコンを安心して人に使わせる方法」
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危ない!「個人情報を見られずにパソコンを安心して人に使わせる方法」
ネットニュースに
「個人情報を見られずにパソコンを安心して人に使わせる方法」
が掲載された。
どんな方法かと言うと「ゲストログイン設定」だ。
しかし、これに安心してその場を離れると非常に危ない。
USBから起動するOSを使われたら、数十分で、データを抜かれてしまう。
どうしても使わせるなら「横にべったりついていなければならない」
「せっかく信用しているので、いやらしい」と思ってはいけない。。
「安心」と「安全」は違う。
一番危ないのは「安心していると、監視がおろそかになる」からだ。
どうしても使わさせる時は、以下の点をチェックし、対策しよう。
USBから起動するOSの危険性と手口を知る
危険性
・「他人のパソコンを使わせてくれ」という人はレベルが高いと思わなければいけない。
・レベルが分からない人に使わせるほど危ないことはない。
・レベルの高い人が「USBから起動するOS」を使えば、軽々とデータをコピーしてしまえる。
・又、OSを変えて使うので、記録に残らない。。
手口
1)Bios で「ブート(起動)をUSBデバイス優先」に切り替える
*パソコンを起動時のみに立ち上げることが出来る。
2)USBで起動
3)パソコンのハードディスクをマウント(接続)
4)パソコンデータをUSBへコピー
5)再度 Bios で「ブート(起動)をパソコンハードディスク優先」に切り替える
6)その後パソコンを起動し、ログイン画面へ
パソコンを貸す時の防御策
マウス・キーボード操作が記録できるソフトをインストールする
・マウス・キーボード操作の記録と再生が出来るソフトがある。
・マウス・キーボード操作の履歴が分かれば、貸した人の操作履歴が分かる。
・自分にとっても、同じような操作をする時に便利だ。
・事前にインストールしておけば、「いつも使っている」と言い訳できる。
「USB使用は原則禁止」と言う
・USB起動だけでなく、スパイソフト等を仕掛けるのは、わけないからだ。
・最近のUSBはギガ単位の容量があるため、何をされるかわからない。
貸す場合は、相手の横について、相手と自分の技量の違いを観察し対応する。
・相手がたとえ上司といえども、相手の技量が分からないのに、その場を絶対、離れてはいけない。
USB起動やスパイソフトを仕掛けるのは、実に容易いからだ。
そこで、まず相手の技量を確認し、対応を変えよう。
1)相手の技量が自分より上だと思う場合
とにかく聞きまくろう!く(貸しているのだから、教えてもらえる。)
ポントは「何の操作か分からない場合」や
「便利そうな操作、ソフトやテクニック」等だ。
*こんな機会はめったにないから、目一杯聞きまくろう。
2)相手の技量が自分と同じ位だった場合
便利そうな操作、ソフト、テクニックを軽く聞く。
3)相手の技量が下だった場合
・世間話(パソコンの話をしない)
・変な操作をしないよう、監視する。
*自分より技量の人に、「自分の設定を変更されたり、壊されない」ように、ちゃんと見ていよう!
4)相手の技量が上か下か分からない場合
・とにかく「操作」をよく見ている。
何の操作か分からない場合は、すかさず聞こう。
まとめ
・「パソコンを安心して人に使わせる方法にゲスト設定」という記事が結構多くある。
最近、ネットニュースで又、見かけた。
・数年前ならいざ知らず、最近のUSBはとんでもない容量がある。
・パソコンが無くても、USBだけで、ネット喫茶のパソコンを自由に使い放題だ。
(OSを変えて使うので、記録に残らない。。)
・勿論「違法」な行為は、捕まってしまうが、そうでなければ、誰にもわからない。
・世の中、どんどん進んでいるのだから、「不正の手口」も進んでいる。
だから、不正の手口を知るのは、防御の面で重要だ。
*余計なことだが、パソコン以外にも、身近な詐欺の手口は知っておこう。