Windows perl (ActivePerl) 5.40.1 インストール記

Contents
Windows perl (ActivePerl) 5.40.1 インストール記
文責: 林 宏 日時: 2025/5/13
[ad#wpx-01]ActivePerl 5.26以前では[ppm]でモジュールのインストール大変簡単に行えた。
5.28以降では[ppm]は使えなくなり又、ダウンロード、セットアップ、新規モジュールインストールなど、*大変面倒になったので、メモしておく。。
インストールの考え方が変わったので最初は大変ですが、慣れれば難しくないので、やってみましょう!!
・最新は「5.40.1」です。
目次
1 ダウンロード及びインストール
2 環境変数の確認
3 私が追加したモジュール
4 追加モジュールのインストール
5 その他(メンテナンス等)
6 最後に
1 ActivePerl 5.40.1 のダウンロードとインストール
「ActiveState Perlのダウンロード及びインストール」は、
「JavaDrive」さんの
[ActiveState Perlのダウンロード及びインストール]”
url:「https://www.javadrive.jp/perl/activeperl/index1.html」
のサイトが分かり易く秀逸なので、引用させていただきます。
*ただし5.36.3 なので、5.40 と読み替えて実行してください。
*5.38 は[Locale」の不具合があるので5.40がお勧めです。
2 環境変数の確認
2 環境変数のpath の有効可について
インストールが終わったら、環境変数の確認が必須です。
念のためパソコンを再起動し、環境変数のpath を確認してください。
又、コマンドプロンプトで「perl -V」と大文字の「V」実行すると、有用な情報が表示されます。
追加モジュールのインストール時に重要なので、ぜひ「環境変数」を覚えておいてください。
3 私が追加したモジュール
文字コード処理
Encode
画像処理
GD@2.83
ネット情報取得
LWP-Protocol-https@6.14 (23 sub-dependencies)
Mozilla-CA@20250202
WWW-Mechanize@2.19 (2 sub-dependencies)
Web-Query@1.01 (8 sub-dependencies)
URI-Encode
URL-Encode
モジュールを独自にインストールするツール
cpan@1.51
cpanmw@0.02 (2 sub-dependencies)
スクリプトを実行化(EXE化)する
PAR@1.020
PAR-Packer@1.063 (3 sub-dependencies)
PAR-Dist
Parse-Binary
Getopt-ArgvFile
Module-ScanDeps
Win32-Exe@0.17 (8 sub-dependencies)
Windows 画面(console)制御
Win32-Console
Win32-Console-ANSI
エクセル・ワード処理の自動化処理
Win32
Win32-API@0.84
Win32-Console@0.10
Win32-OLE@0.1713
Win32-GUI
!! インストール出来なかったモジュール
・OpenGL
・Tk 関係
・Imager 関係
・Image-Magick(Perlmagick) 関係
私が追加したソフト
WinGWのインストール
結果
C:\perl64>make -v
GNU Make 3.82.90
Built for i686-pc-mingw32
Copyright (C) 1988-2012 Free Software Foundation_ Inc.
License GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>
4 追加モジュールのインストール方法について
追加モジュールのインストールは、以下の画面から行ってください。
・ タブ「Configuration」画面で「add package」 を押下する
すると以下の画面になる。
・「Search by package name」欄に「名前」を入力して改行する。
・表示されたパッケージで必要な物は「Add」ボタンを押下する。
!!!表示されないパッケージの場合!!!
・例えば「PAR」の場合
・「PAR」と入力し「search」を押下しても下図のように表示されない
・その場合は「PAR-Packer」と入力し「search」を押下すると
下図のように「PAR」と「PAR-Packer」が表示される。
*この場合は、既に「PAR」と「PAR-Packer」がインストールされている状態です。
・選択が終了したら「Finish & Resolve Depandenciess」が表示されるので押下する。
・最初の画面に戻るので「Save Changes & Start Build」を押下する。
・パッケージの選択が終了したら「Deploy」を押下する。
*しばらく時間が掛かる。
*「Builds」出来ない場合は、メッセージが出るので、
「Builds」出来ない「パッケージ」を外す。
*メッセージが出なくなるまで実施する。
・「Downlod Builds」が無事?終了すると、「Packages」の列に「Perl xx Packages」が表示される。
「追加 Packages」をパソコンに保存するのは
*「Project」は[GitHub]に保存されているので、追加 Packagesをパソコンに保存しなければならない。
・タブ「Deploy」で「Build Status」が「Finished」の画面になっているとする。
Download & Install Runtime の下に、step1 ~step3 まで、手順を追って進める。
・Step 1 は 「StateTool」のインストールであるが、既に実行済みであろう。。
・Step 2は「Download your runtime.」で
cmdプロンプト画面で「state checkout tera/Perl-5.40.0-Windows .」等と
自分のproject名で実施する。
・Step3はcmdプロンプト画面で 「state use Perl-5.40.0-Windowsl」等と
自分のproject名で実施する。
* state tool doc (英語版)参照
「Getting started with the State Tool :: ActiveState Platform Documentation」参照
5 その他(メンテナンス等)/h3>
・Projectのパソコン保存箇所について
「c:\Users/パソコンユーザ名/AppData/Local/ActiveState/cache/ハッシュ値(例:8e10b9dc)等」である。
結構深いので、探すのが大変です。(笑)
・Projectされたperlを「c:\perl\bin\perl.exe」に設定するには?
・まず「c:\perl\bin」フォルダを作成し、パソコン保存箇所から[perl.exe] と[meta.as]をコピーする。
・「c:\perl」の環境変数をシステムに設定する。
・そしてスクリプト先頭行に[c:\perl\bin\perl.exe]と書けば、パソコン保存箇所の[perl.exe]を起動する。
・Projectされたperlのmodulesをupdateするのいは
「state update」とし、その後「state pull」とすれば、パソコン内の perl modules がupdateされる。
* state tool 参照
最後に
・ActivePerl 5.40.0 をインストールしたきっかけ
ActivePerl 5.24.0 2400(x86)をインストールしたのは、2016/6/25 頃だった。
「ppm」が無くなって、インストール方法も変わったので、インストールは大変であった。
そのあとは、5.28、5.30、5.32、5.38、と色々インストールしたが、何時も使っているモジュールが
インストールできなかったので、何時のまにか年月が過ぎてしまった。
いい加減バージョンしなくてはと思い立ち、バージョンアップした。
せっかくまぁまぁ使えるようになったので、メモしておくこととした。
・ActivePerl 5.40.0 をインストールした感想
Image-Magick(Perlmagick) 、Tk 、Imager等が動かないのは残念だが、
Par 関係がそのまま動くので、妥協してしまった。
又、ダウンロード時のアカウント登録や「ppm」が無くなり、
perlのインストールが、初心者にはハードルが高いと思いますが、
一度設定出来れば、後はそう面倒でもないです。
あとは、Image-magick 、Tk 等が使えるようになるのを、待つだけです。。。
[ad#wpx-01]