技術とは、何だろう?
技術とは何か。又、技術は、どう伸ばしていくのだろうか?
西暦2005年:95歳:初めて読むドラッカー3部作:第4弾:技術編「テクノロジストの条件」を参考に書いていく。
・前述、ドラッカーの技術の定義「技術とは、人間の限界を超えた物」からすると、ロケット、飛行機、車、潜水艦、コンピュータ等は皆、技術であると言える。
・それでは、「プログラミング言語」はどうなんだろうか?
私の言い分は、「世間は、目移りの良い(ロケットシステム)」は、技術で、ドライバーやペンチは「道具・工具」で技術とは呼ばない。と言っているように聞こえる。
しかし、ドラッカーの定義からすると「人間の限界を超えた物」は全て「技術」となる。
人間の手だけで、ネジを絞め込んだり、鉄線を瞬時に切断出来るだろうか?
いかに「ロケット(システム)」と言えども、プログラム無しで飛行できるはずもない。
私は、技術と呼ばれるものが「道具->工具->機械->システム」と色々言われているに過ぎないと思っている。
・「コンピュータ」「プログラミング言語」「プログラマ」はどうか?
「テクノロジストの条件」のP234に以下のように書いてある。
・分析から知覚へ
<snip>
しかし今日の生物的世界観では、知覚的な認識こそ中心に位置づけるべきものである。
しかも、それは訓練し発達させることが可能である。
それどころか訓練し発達させることが必要である。
われわれが「CAT」という言葉によって理解するのはCATであって、「C」「A」「T」の一つひとつの文字ではない。
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この言葉を借りれば、「コンピュータ」「プログラミング言語」「ソフト」までの「物」に関するまでが「技術」なのだろう。。
・技術は、どう伸ばしていくか?
何を伸ばすにしても、まず「資源の集中」からであろう!。
ドラッカーの言葉の中には「資源の集中」の第一歩は「定義である」と書いてある。
・そこで、次は「作業者」「技能者」「技術者」「技術力」の番だ。
「技術力」とは、「技術を開発できる力」。すなわち、技術者の「数」「優秀性」「組織力」
「技術者」とは、「技術を開発できる人」
「技能者」とは、「技術を安全に、品質良く使うことができる人」
「作業者」とは、「技術に関する専門知識は少ないが、運んだり組み立てたり出来る人」
とでもなるんじゃないかと思っています。
・これらの人が、「道具->工具->機械->システム」と作り上げていくことが、「技術を伸ばす」順番?だと思っています。。。
自分の中で「言葉の定義」が出来ると、何となく私のやっていることに、「誇り?」を持てるようになってきた。。。。
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