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65歳でタクシー運転手になりました(定年退職後のフルタイム)

2018/09/02
 
この記事を書いている人 - WRITER -
*会社職務経歴  ・本店・安全・品質部長(2年)  ・ラインマン(送電線建設・保守)(30年)  ・情報システム(3年)

Contents

定年退職後65歳でもフルタイムの就職は有るのか?

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定年退職後65歳でフルタイムの就職先は有るのだろうか?。
退職前の会社関係でも、フルタイムの就職先は殆どない状態でした。
そこで、ハローワークへ行って探したり、聞いたりしましたが、余りいい返事は聞かれませんでした。
「新聞広告のタクシー運転手募集はどうか?」とハローワークで聞いたが、口は重かった。
ネットで検索しても、良い条件のフルタイム就職先は、殆ど見つからない。

しょうがないので、自分で直接タクシー会社に交渉してみた。
1回目の交渉は「普通自動車2種免許が無い状態」で、断られました。
2回目の交渉は「自分で普通自動車2種免許を取得」して、再度タクシー会社に交渉してみました。
さすがに?、「普通自動車2種免許を取得」していると、話はとんとん拍子に進みました。
今はまだ「試用社員」中ですが、やっとタクシー運転手として、1ケ月経ちました。

きっかけ

四男は、まだ、高校1年生です。
もし大学まで行くとすると、1千万円以上必要になる計算です!
65歳の定年後に1千万円を稼ぐには、フルタイムの仕事に就かなければ、不可能な状況です。

今ここで貯蓄に手を付けてしまうと、自分の老後の金が心細くなってしまいます。
あと、5年は働けそうなので、フルタイムの仕事を探して、タクシー運転手になってみました。
自分が勤めたタクシー会社は、72歳まで嘱託社員で働け、そのあとは、アルバイトで働けます。
何となく、いけそうな感じでした。。。

タクシー運転手は稼げるのか?

1ケ月、最低17勤務、売上52万円(税抜)で、総支給額、約23万円位です。

しかし、慣れてくると、17勤務、売上60万円(税抜)で、総支給額、約29万円位です。

もっと頑張ると、17勤務、売上75万円(税抜)で、総支給額、約35万円位です。

この他に、特別勤務(休みの日に働く、月2、3回程度まで)をすると、売上の約50%位が収入になります。

聞いた話ですが、月80万円以上を売上、月総支給額40万円程度の人が居るようです。

賞与は別扱いで、一人平均、年60万円位のようです。
この場合、年収は「540万円」ということになりますね。

実際、もうちょっと貰っている人も見えるみたいです。。。
でも、ここまでくると、かなりハードかもしれませんね。

タクシー運転手の感想

勤務体系

1日の勤務時間は、日によって違い「12時間~から15時間」で「16時間」を絶対超えてはいけません。

勤務パタンは、24コース有ります。
大まかにいうと、
3勤務、2休みパタンが2回。(6勤務、4休)
2勤務、2休みパタンが2回、(4勤務、4休)
2勤務、1休みパタンが1回、(2勤務、1休)
1勤務、2休みパタンが1回、(1勤務、2休)

勤務によっては、当直(19時から7時)が、月2回あります。

休みには、公休、非番、指定公休があります。

指定公休は。「12時間程度の勤務」をしても良いです。

公休や非番は休んでもいいのですが、「特別勤務」をしても良いです。

業務内容

とにかく、車で、お客様を目的地に届けるのが一番の仕事です。
当然「安心、安全、安価、最短」でなければなりません。
当たり前ですが、慣れないと難しいです。。。。

業務のポイント

地名を覚える。
幹線(国道、県道等を数字で)覚える。
抜け道を覚える。
複数のルートの内、最短ルートを調べる。 (グーグルマップ等で調べる)
出来れば、施設名も分かればよいですが、少なくとも1回行った所は忘れないこと。
これも当たり前ですが、慣れないと難しいです。。。。

タクシー運転手になるまで

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私の場合、「2種免許」を自前で取得したので、社員になるまで、約5ケ月ほど掛かりました。

就職活動

就職活動はハローワークも活動起点になります。
一番大きいのは「紹介状」を書いてもらえることです。
雇う事業所にも何か特典が有るみたいで、就職の強みかもしれません。

タクシー運転手になる条件

タクシー運転手になる条件は普通自動車2種免許が必要です。
普通は、入社後普通自動車2種免許を取得させてくれるのですが、65歳では、そもそも雇ってくれません。

そこで私は、自動車学校へ行って取得しました。
約1ケ月、25万円(学科試験費用含)位掛かりました。

*自分で普通自動車2種免許を取得したことは、「本人の意気込み」を示せて、就職に大きく貢献したようでした。

面接

・履歴書は、市販の履歴書帳票を利用し、提出しました。

・面接内容は、就職理由が一番でした。
「一度やってみたくて、貴社が一番良いと思った」と言った。
後は、「きっかけ」に書いた内容を、少し述べた。

・結局「2種免許取得者」と「ハローワークの紹介状」が良かったのか、就職できた。

タクシー会社採用後あらまし

タクシー会社採用後直ぐにタクシー運転手にはなれない。
タクシー運転手は、6つの法律に拘束されているからです。
タクシー運転手は、「講習を受けて、運転者登録受けなければ」業務に従事するが出来ません。
次に「グループ会社の専任時前教育」を受講し、「機器操作・接遇等の知識・技能」を習得しないといけません。
又、2つの講習を受講後に、「社内運転研修」を受け、試用社員(実務)につけます。

・採用後研修
1 タクシー運転者登録講習(2日間)
2 グループ会社専任時前教育(2日間)

・試用社員
1 社内研修(1週間ほど)
2 アルバイト(30日未満)
3 試用社員(3ケ月)

・* 入社し、約4ケ月後、無事社員になれます。

まとめ

・前職とは全然関係ない職場なので、覚えることは多かったです。

・出勤するのが嫌になることも多かった。。

・面白くなったきっかけは、「道を覚えられてきた」ことが、一番大きかった。
「お客様を目的地に届ける」のが一番の仕事ですから、
余裕が出来ると、お客様との対応を楽しめるようになりました。

・一番うれしかったことは、これを書いている前日、一人乗りで約1ケ月経ったときの事でした。
私と同じ地元のお客様に乗っていただいた時のことです。
地元の人しか知らないような道を通って、「安全・安心・最短で自宅まで送れた」時の事です。
「最短で安く」行けたので、大変喜んで頂けました。

・「なかなか、面白い仕事だ」と感じました

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