「PDCA」を確実に回す秘訣。「PDCA」って、何をやるか、言えますか?
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「PDCA」って、まわってますか?
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「PDCA」って、英語で言えます?
「PDCA」って、日本語で言えます?
「PDCA」って、何をやるか、言えます?
我が社の場合「ほぼ全員」が、最後まで言えません。。。
こんなことで、「PDCA」って、まわる訳がありませんねぇ。。
そこで、私の独断・解釈の「PDCA」を書きます。
PDCAの実施項目
P:企画・計画 →目的~目標~調査~分類~分析~原因・特定→対策(承認)~計画(承認)
D:実践(実行)→行動(報告)~観察(連絡)
C:結果確認(検証・評価) →結果分類~結果分析(報告)
A:結果確認後の決断(見直・続行・中止)→目標再設定(承認)
一番重要な部分は「P」の部分です。
普通?は「計画」と訳しますが、英語のPlanには、「企画」という意味もあります。
なぜ、ここに拘るかというと、「PDCA」を本で勉強する場合、「企画」と「計画」で検索を掛けると、
「企画」の検索の方が「PDCA」の関係したものが、沢山ヒットするからです。
そもそも、「計画」で検索しても、「計画の本」はヒットしないかもれない。。
昔の話を言うと、H7年に「これからは企画の時代だ」と言われる本が出版されています。
「企画書の作り方が手にとるようにわかる本 実践!営業企画から生産・新事業まで」
「高橋憲行/著 出版社名 : テイ・アイ・エス」
「出版年月 : 1995年7月「
「ISBNコード : 978-4-88618-119-0 (4-88618-119-8) 」
!!日本語には「企画」という、「良い言葉」があるので、大事にしたいものです。!!
計画と企画の違い??
ということで「企画」と「計画」の違いを、辞書等で調べると。。
「計画」は、与えられた条件を満たすためのもの。与えられた目標をそのとおりに推進するためのもの。
「企画」は、抽象的な目的を実現できるようにすること。そのために、様々な「発想」を用い、色々な仕掛けを考える。
そもそも、与えられた条件の業務(日常の業務?)は、「PDCA」の適用除外なのです。。。
それでは、何の業務が対象になるのか?
「PDCA」を適応する業務(与えられた条件以外の業務)例
・事故再発防止対策
・改善出来ていない業務の改善
・受注に繋げる新規メニュー提案
・新規工事技術提案
等、日常業務で、中々実現出来ていない業務が対象です。
目標の考え方
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有名?な話が有ります。
トヨタで「看板方式を発明」したと言われる、大野耐一さんの話です。
引用先は[http://blog.livedoor.jp/aoki1162201/archives/52139132.html]です。
* 以下引用 ————————————
【トヨタ生産方式での目標設定の考え方】
出来るか出来ないかの可能性を先に考えるのではなく、必要性からズバリ目標を決めて、そのあとで可能性を考えます。
高い目標を掲げてその目標達成のために、何をしなければならないかを真剣に考え、知恵をふりしぼります。
もちろんその高い目標は1回のPDCAでは達成は出来ません。
そこでそれを達成出来るまで、何度も何度もPDCAを繰り返すことが必要になります。
<この根拠となるお話>
昔はトヨタも大型プレスなどは段取り替えに3時間も機械を停めていました。
その結果、機械停止時間が1時間ぐらいにまで短縮出来、当時その道で世界一だった西ドイツのVWを抜いて世界一に躍り出ました。
早速、プレス部長は責任者の大野耐一専務のところへ報告に行きました。
「やりました!1時間で、世界一です」
「おおそうか、それはよくやった。それじゃあ次は10分以内を目標に努力しなさい」
かんばん方式を全工程で成立させるには、どうしてもロット生産工程の段取り替え時間を10分以内にして、頻繁な段取り替えをする「必要性」があったのです。
そうなれば組立ラインの要求に対してすぐに生産して対応出来、在庫を持たなくてもよくなるのです。
その目標を提示されたトヨタマンは愚直に努力をして、長い時間はかかりましたが、なんとその目標を達成してしまったのです。
もし大野専務が、「10分以内」という目標を掲げなかったら、今のトヨタはなかったといっても過言ではありません。
* 以下終わり ————————————
・「こういう事を考えている方」の紹介でした。。。。
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