満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:53 マイブックが米シアトルで 「2005年73歳」
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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:53 マイブックが米シアトルで 「2005年73歳」
85歳の母親が書く、満州引揚者の半生
・母親が出版した「縁と運」の概略
(2013/8/1 初版)
朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。
本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。
・この本の問い合わせ
絶版につき受付終了
この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。
連絡先(090・6613・4068)へ。
53 マイブックが米シアトルで 「2005年73歳」
昔ふうに人生50年というなら、それはとうに過ぎ、折り返しの50年に向って、半分まで来ました。
ここでひと区切りつけておこうと、後半の自分史をつづり本にしました。
『不思議なご縁に魅せられて』という題名で、48頁です 。
何といっても最大のメモリーは、1999年に、ニューヨークのカーネギーホールで、マジックショーを演じたことです。
さらに、時差3時間もある米大陸を横断して、シアトルの日系敬老ホーム(老人ホームとは言わないのです)を、慰問しました。
これが、本当に忘れ得ぬ思い出となり、六月末、刷り上がったばかりの本を、敬老ホームの友人にも送りました。
まもなく彼女から「今度、シアトルに日系の図書館が開館したので、ぜひ寄贈を」との電話がありました。
「マイブック、シアトルへ行く」です。
本の題名のように、不思議なご縁がなければ、叶わなかったことでしょう。
一層、感慨深いことです。