満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:58 私の手品に感動した中国の人 「2006年74歳」
2024/05/08
Contents
満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:58 私の手品に感動した中国の人 「2006年74歳」
85歳の母親が書く、満州引揚者の半生
・母親が出版した「縁と運」の概略
(2013/8/1 初版)
朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。
本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。
・この本の問い合わせ
絶版につき受付終了
この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。
連絡先(090・6613・4068)へ。
58 私の手品に感動した中国の人 「2006年74歳」
夏休み最後の日曜日、午後のひとときを楽しんでもらおうと、公民館で手品をしました。
そのあと、手品の練習や、タネ明かしを披露し、歌も歌って終わりにしました。
すると、男の子と父親がそばに来て「中国人です。今日は感動しました」と言うので、なんでかなあ、と思いながら別れましたが、帰宅して「あっ、そうか!」と思いました。
最後の手品は、透明な筒に、旗や、ハンカチやなどをバラバラに入れ、おまじないをかけると全部つながって出てきます。
真ん中に、日本の旗と中国の旗が結ばれていたのが、うれしかったのでしょうね、きっと。