満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:44 手紙応募がご縁、黒岩さんを悼む 「2002年70歳」
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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:44 手紙応募がご縁、黒岩さんを悼む 「2002年70歳」
[ad#rec_la]85歳の母親が書く、満州引揚者の半生
・母親が出版した「縁と運」の概略
(2013/8/1 初版)
朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。
本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。
・この本の問い合わせ
絶版につき受付終了
この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。
連絡先(090・6613・4068)へ。
44 手紙応募がご縁、黒岩さんを悼む 「2002年70歳」
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作家の、黒岩重吾さんが亡くなられました。
10年前、福井県丸岡町の第1回『日本一短い母への手紙』に応募し、「一筆啓上、母上の納骨やめました。骨でもいい、母さんに居てほしい」で佳作に入選し、訪れた丸岡町の授賞式会場で、審査員のお一人、黒岩重吾さんにお目にかかりました。
その時、「黒岩さん」と親しく呼ばさせていただきましたが、選評の中で「納骨したくないのは、私も同じ気持ち」とおっしゃったからです。
その後、俳優の仲代達矢さんご夫妻が主催する劇場「無名塾」の朗読会でも取り上げていただき、奥様の宮崎恭子さんの朗読で、他の40人余の方々の作品と一緒に、私の「一筆啓上」をCDに入れていただきました。
うれしくて、お手紙を差し上げたところ、早速にお返事をいただき、感動いたしました。
それなのに、まもなく宮崎さんは亡くなられ、とても悲しい思いでした。
いつまでたっても母が恋しく、ご縁のあった方々の訃報に接するごとに涙します。
ご冥福を祈り、合唱。
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