満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:21 客と楽しむ鉄道唱歌「1988年56歳」
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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:21 客と楽しむ鉄道唱歌「1988年56歳」
85歳の母親が書く、満州引揚者の半生
・母親が出版した「縁と運」の概略
(2013/8/1 初版)
朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。
本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。
・この本の問い合わせ
絶版につき受付終了
この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。
連絡先(090・6613・4068)へ。
21 客と楽しむ鉄道唱歌「1988年56歳」
名古屋の愛知厚生年金会館で先日「響け!歌おう!童謡ニッポン」と題して行われたチャリティーコンサート(朝日新聞社主催)に行きました。
夏休みになって親子連れで満員。
司会者の真理ヨシコさん紹介によると、今回の曲目は 1回目がアンケートを参考に選んだとのこと。
それでも、今回も好きな曲を書くようにとのことで、私は思い出がある「ウサギのダンス」と、この次歌いたい曲は「ペチカ」を希望しました。
ステージでは、岡村喬生、松岡理恵さんらソリストの方と、ひばり児童合唱団で42曲が歌われました。
最後は「赤とんぼ」を歌いながらお別れすると、すばらしい演出でした。
実は、もうひとつうれしいのは入場者に童謡、唱歌合わせて149曲の歌集プレゼント。
出かける気になったのも、ひとつには、このためでもありました。
早速、歌集に目を通して見ると、懐かしい歌ばかり。
改めて童謡に親しんだ子供の頃をありがたく思いだしました。
中でも「汽笛一声新橋を」出発してから神戸まで、東海道編だけで66番もある「鉄道唱歌」は面白く、歌い進んでいくと、 36番に豊橋、豊川が、以下蒲郡、岡崎、鳴海、大高、熱田、名古屋と名を呼んでくれます。
66番まで確かに歌えるとは、なんてうれしいことか、と私は大きな紙に66番の歌詞を書いて、それを列車のしるしでつなぎ、お店に張りました。
するとお客様も珍しがって、次々に「欲しいなあ」と言われるので、このコンサートの”歌のもつ力や、やさしさを、これからも子どもたちに伝えていきたい”という願いを広めることに少しはお役に立つかしらと、コピーを取ってをお分けしています
それぞれの地名にまつわる話しもはずんで、お客様と思わぬ楽しいひとときを持つこの頃です。