満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:43 返事だと思う郷さんの作品 「2002年70歳」
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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:43 返事だと思う郷さんの作品 「2002年70歳」
[ad#rec_la]85歳の母親が書く、満州引揚者の半生
・母親が出版した「縁と運」の概略
(2013/8/1 初版)
朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。
本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。
・この本の問い合わせ
絶版につき受付終了
この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。
連絡先(090・6613・4068)へ。
43 返事だと思う郷さんの作品 「2002年70歳」
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先日の、「声」欄「郷さんの作品が毎週気になる」を読んで、同じ思いの方がおられることを知りました。
私も紙上に郷さんの名前を見なくなってから心配でならず、歌を詠んだこともない身が五七五七七と、数えながら作った「今日もまた朝日歌壇に便りなき息は確かか歌人郷隼人」を歌壇に投稿しました。
1月15日のことです。
以来、悶々となった2月11日、郷さんの名前がありました。
しかも一席で、複数の選。
胸を躍らせて読みました。
「『岸壁の母』の如くに我が便り待ちいる老婆が目深にかぶ」
私はすぐ思いました。
朝日新聞社が、没になった私の作品を、アメリカの郷さんに送って下さったに違いないと。
そして、これが郷さんの返事なのだと確信し、歌壇の担当の方にお礼を申しました。
これは、たとえそうでなくても、こんな思い違いは何度してもいいのです。
なによりも、このごろ、郷さんの名前を見ることができるのはうれしい限りです。
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