満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:50 もみじプロジェクトでロンドンへ 「2003年71歳」
Contents
満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:50 もみじプロジェクトでロンドンへ 「2003年71歳」
85歳の母親が書く、満州引揚者の半生
・母親が出版した「縁と運」の概略
(2013/8/1 初版)
朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。
本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。
・この本の問い合わせ
絶版につき受付終了
この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。
連絡先(090・6613・4068)へ。
50 もみじプロジェクトでロンドンへ 「2003年71歳」
もみじプロジェクトは、日英赤十字社の青少年交流事業として 1991年に始められました。
これには、赤十字名誉総裁の、皇后さまからの勧めもあったそうです。
この事業は、もみじ5枚の葉のように、五つの目的を持っています。
1、障害のある若者と、障害のない若者の協力を。
2、障害についての積極的理解。
3、自己の可能性の発見。
4、日英の文化の理解。
5、忘れえぬ教育的体験。
以上の目的で、毎年両国で交流プログラムに参加してきました。
活動のテーマは年によって変わりますが、2003年はイギリスの女王さまの居城であるウィンザー城のチャペルで、音楽に取り組んでいる障害のある音楽家の出演ということで、埼玉県川越市在住の盲目のフルーティスト細川泰典君(25歳)が選ばれました。
ところで細川君と私は 1999年にアメリカ・ニューヨークのカーネギーホールで、ステージを共有したことがありますので、今度は、イギリスのウィンザー城へ、私も同行することを依頼されました。
もちろん、私がお断りするわけがなく、夫婦ともども参加することに致しました。