満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:36 全長58mの鉄道唱歌「1997年65歳」
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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:36 全長58mの鉄道唱歌「1997年65歳」
[ad#rec_la]85歳の母親が書く、満州引揚者の半生
・母親が出版した「縁と運」の概略
(2013/8/1 初版)
朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。
本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。
・この本の問い合わせ
絶版につき受付終了
この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。
連絡先(090・6613・4068)へ。
36 全長58mの鉄道唱歌「1997年65歳」
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「汽笛一斉新橋を」で始まる鉄道唱歌の、東海道編は66番まであります。
このたび、上下94センチの障子紙に大きな字で、歌詞を全部書きました。
全長58mになりました。
コーラスを楽しんでいる私たちのグループは、先日、地元の老人ホームを訪れて、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に、昔懐かしい歌を歌って、楽しい時を過ごしました。
「メロディーは覚えているけど、歌詞がおぼろげでーー」という声があり、眼鏡をかけなくても読めるようにと、大きな紙に、大きな字で歌詞を書きました。
こうすれば、顔をあげて、腰をのばして歌えると思いました。
「鉄道唱歌もいいじゃない」という声もあり、書きましたが、この時は、長すぎるからと、2番までにしました。
コーラスの先生が、三河安城駅の部分を新たに作詞してくださったので、それも織り込んでみんなで歌い、大いに盛り上がりました。
帰る時、ホームの職員さんが、ふと「鉄道唱歌、やっぱり66番まで歌いたいな」と言われたので、”そうだ書いてみよう”と思い立ちました。
一番、二番と書いた歌詞の番号を、丸で囲み、それを線路のしるしでつなぎました。
地名の読みなどが難しいので、漢字全部に、かなをふりました。
書き終ったら、全長が58mになったのです(8本に分けてありますが)。
これを老人ホームに贈りました。
その後、安城市の福祉センターに保管され、市内いくつかの老人ホームや施設に無料で貸し出されることになりました。
歌で楽しい気分になってもらえたらと、思います。
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