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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:69 手品教室 「2012年80歳」

2018/05/06
 
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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:69 手品教室 「2012年80歳」

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85歳の母親が書く、満州引揚者の半生

・母親が出版した「縁と運」の概略

 (2013/8/1 初版)

 朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。

 本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。

・この本の問い合わせ

絶版につき受付終了

この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。

連絡先(090・6613・4068)へ。

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69 手品教室 「2012年80歳」

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毎年、学年末になると、地元小学校で「マジシャンになろう!」という催しを開いている。

私が小学校二年生に手品を披露し、その中から簡単なもの一つだけ覚えてもらう催し。

「できた!」と、うれしそうな子もいれば、うまくいかずにあせっている子もいる。

できた子には教えるやさしさを、できない子には、しょげずに「教えて」と言える勇気を持ってほしいと願っている。

終わると、2、3日あとに、子供たちが書いた感想文が送られてくる。

今年、ひとりの男の子から「林さんは、おばあさんなので体に気をつけてください」と書いた感想文が届いた。

舞台衣装は、黒のシルクハットにロングドレス。

ばっちりきめてもやっぱり年寄りに見えるんだなあーーと、ちょっとさみしかった。

そんな思いを、ふと、友達に話した。

すると「きっとその子は、おじいちゃんや、おばあちゃんと住んでいて、いつもやさしく声かけをしているからだと思うよ」と言われてはっとした。

私こそ、もっと素直な気持ちになれれば。

その子が小さいうちから、自然と思いやりを育てている、と思うとちょっと涙がにじんだ。

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