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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:49 二人がかりでマジック披露 「2004年72歳」

2018/05/06
 
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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:49 二人がかりでマジック披露 「2004年72歳」

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85歳の母親が書く、満州引揚者の半生

・母親が出版した「縁と運」の概略

 (2013/8/1 初版)

 朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。

 本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。

・この本の問い合わせ

絶版につき受付終了

この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。

連絡先(090・6613・4068)へ。

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49 二人がかりでマジック披露 「2004年72歳」

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月一回、老人保健施設でのお楽しみ会で、手品をする日がやってきました。

まず私の挨拶から。

「みなさん、今夜は十五夜、お月見ですね。でも、少し空模様が心配です。実は私、お店をやっていて、お月見団子をいっぱい支度したんです。

雨が降ると売れないでしょう。だからもう心配で。。。」

「それからもう一つ、心配があります。これです」

私は、包帯を巻いた、右手の人さし指を見せました。

「ケガしてとても痛いので、この指を使うときは、司会の先生に手伝ってもらいます」

その時がきました。

新聞紙の上にコップを2個伏せて、新聞紙ごとひっくり返します。

あら不思議、落ちるはずのコップはなぜか落ちません。

よく見ると、コップの中にはシルクが入っています。

先生の耳元で「静かに引いて」とささやく。

「ハイ」と、緊張の息づかい。

コップは、新聞紙から落ちるに、シルクだけ出てきて大拍手。

二人三脚の手品は、成功しました。

返りの玄関で「ありがとう。また来月ね」

すると先生「今度は、私一人でやってみたい」

「う、う~ん。。。。」

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