満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:47 優しい孫娘に幸せいっぱい 「2003年71歳」
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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:47 優しい孫娘に幸せいっぱい 「2003年71歳」
85歳の母親が書く、満州引揚者の半生
・母親が出版した「縁と運」の概略
(2013/8/1 初版)
朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。
本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。
・この本の問い合わせ
絶版につき受付終了
この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。
連絡先(090・6613・4068)へ。
47 優しい孫娘に幸せいっぱい 「2003年71歳」
私の孫娘二人は、名古屋でおばあちゃんと両親の5人で暮らしています。
おばあちゃんは88歳ですが、お元気とのことです。
でも、一人にならないように、4人の家族が時間を分け合って、だれかがいつもおばあちゃんのそばにいてあげることにしているそうです。
以前のことですが、孫娘は、母親がおじいちゃんの介護をしていたのを見ていましたが、おじいちゃんのお葬式の時、私に「おばあちゃん、私のお母さんを褒めてやって」といったことがあって、感動しました。
その孫娘が先日電話で「おばあちゃんが寝たきりになったら、私がおむつ替えに行ってあげるね」と言ってくれました。
そして、自分の母親にも同じことを言ったら、母親は「私はお父さんと、かえっこするからいい」と言われたそうです。
この話しに、私は思わず泣き笑いしてしまいました。
やさしい孫娘に恵まれ、この上ない幸せ者だと思っています。