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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:27 40年目の失敗に猛省「1990年58歳」

2018/05/05
 
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満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:27 40年目の失敗に猛省「1990年58歳」

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85歳の母親が書く、満州引揚者の半生

・母親が出版した「縁と運」の概略

 (2013/8/1 初版)

 朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。

 本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。

・この本の問い合わせ

絶版につき受付終了

この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。

連絡先(090・6613・4068)へ。

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27 40年目の失敗に猛省「1990年58歳」

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昭和26年、まだ自動車学校もなかったころ、試験場では紅一点で、自動三輪車の免許を取得しました。

最初の車が中古の三輪車だったので、足で踏んでエンジンをかけるのは、女の力ではなかなか大変でした。

やっと車が走り出しても、村のデコボコ道はまるで馬に乗っているようで、四輪車になった時は「座ったまま運転できるなんて、と感動したものです。

赤色の車、緑色の車と、何台、車を変えたことでしょう。

免許の更新も何度かしてその間、ずっと無事故、無違反、 30年目には県警表彰もいただきました。

以来、どこまでこの記録を伸ばせるかと、一日のはじめにハンドルを握るとき、昨日までの無事故を感謝し、今日の安全を祈って車を発進させます。

ここ、10年来の交通事情では、ハッと思ったことが何度かありますが、その度に事故をまぬがれてこられたのは、亡き母のお守りのおかげと心の中でありがとうを唱えてきました。

そして今年六月、誕生日がきて、運転歴40年目になりました。

ところが先日、駐車場で車の向きを変えようとして、隣に止めてあった車に、ゴツンとやってしまいました。

その直後は「考えごとをしていたからだ」とか「足が滑ってブレーキがうまく踏めなかったんだ」とか、自分自身に言い訳をして、仕方なかったんだと思いたいのですが、素直に反省すれば、不注意だったことは、明らかです。

ペコントとヘこんだドアは、40年間の精進も一瞬の油断でフイになることを思い知らされてくれ、また、改めて気をひきしめ、安全運転に心がけねばと思いました。

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