満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:40 ツバメのお宿、巣立ちを観察「1999年67歳」

      2018/05/06

満州引揚者:林 恭子:『縁と運」:40 ツバメのお宿、巣立ちを観察「1999年67歳」

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85歳の母親が書く、満州引揚者の半生

・母親が出版した「縁と運」の概略

 (2013/8/1 初版)

 朝日新聞の読者投稿欄の「ひととき」と「声」に投稿し、掲載された70編を「縁と運」と題して出版した。

 本には、林恭子の生き方や思いが人生の縮図として描かれている。

・この本の問い合わせ

絶版につき受付終了

この本に関しては、私、林 宏(息子)に問い合わせて頂きたい。

連絡先(090・6613・4068)へ。

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40 ツバメのお宿、巣立ちを観察「1999年67歳」

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ツバメのひなは、ふ化してから 21日目に巣立つ、というのは本当です。

図鑑の解説や昔からの言い伝え通り、5羽が次々に巣立ちました。

今年も、店先の巣に、最初の卵を確認してから、親が巣を離れたすきに梯子をかけ、手鏡を使って観察を始めました。

1日に一個ずつ、計 5個の卵を産みました。

1日の大半を、お母さんツバメが抱卵し、ちょっと巣をはなれるときは、お父さんツバメが留守番をします。

ある朝、店を開けたら、半分に割れた卵の殻が落ちていました。

軒先を借りた宿主に、子供が生まれたことを知らせるのだと、聞いていたので、感動しました。

その日から、日付を記した厚紙をそばに置きました。

1日 1羽ずつふ化して、ひなの頭が、ぴょこぴょこ見えるようになると、その下に厚紙を敷き「ツバメのトイレ」を作りました。

別の厚紙には、観察記録も書きます。

店先を通る人たちも、このツバメの宿帳の記録を読んでは、巣を見上げて、ひなの成長を楽しんでいる様子でした。

6月29日、5羽が巣立ちました。

本当に、かっきり 21日目のスダチです。

昨年は、最後の1羽は栄養が足りなかったのか、巣立つことができなかったのに、今年は全部無事に飛んで行きました。

空になった巣を、少し寂しい気持ちで見上げています。

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